コレステロールの異常値と重症度

私たちの体にとって不可欠なコレステロールは、高過ぎても低過ぎてもいけません。健康を維持するためには、数値が正常値の範囲内であることが重要となります。血液検査で異常値が出た場合は、体の現状を把握するためにも数値からその程度を把握できるようにしたいですよね。程度を自覚することが可能になれば、重度の場合などには迅速に対応することができるので、今後の人生が大きく変わることもあるでしょう。

そこで今回は、コレステロールの異常値と重症度についてご紹介します。

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コレステロールの重症度一覧表

血液検査で自分のコレステロール値が分かったら、まずは以下の表を見て自分の数値がどの範囲にあるかを確認してみましょう。表を見ることで自分の数値が正常か異常かが分かるだけでなく、状態の程度まで把握することができます。この表を活用して、まずは自分の状態を理解してみましょう。

 【コレステロールの重症度一覧表(単位:mg/dl)】

 

正常

軽度

中等度

重度

総コレステロール

219以下

220〜259

260〜299

300以上

ldlコレステロール

139以下

140〜179

180〜219

220以上

トリグリセライド

150以下

151〜299

300〜749

750以上

総コレステロールが高い場合

総コレステロール値が正常値より高い場合は、高コレステロール血症と診断されます。高コレステロール血症になると、糖尿病や動脈硬化、甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群などの病気を引き起こす恐れがあります。また、動脈硬化から心筋梗塞や脳卒中などにつながる可能性もあります。

しかし、総コレステロールが高くても、余分な悪玉コレステロールを除去するhdlコレステロールも高い場合には、大きな心配はないでしょう。
ただし、糖尿病や動脈硬化などは進行してからでは取り返しがつかない状態になってしまうケースもあるため、軽度のうちに食生活の見直しを中心とした生活習慣の改善を図りましょう。

ldlコレステロールが高い場合

もっとも注意したいのが、ldlコレステロールが高い場合です。ldlコレステロールの数値が高ければ高いほど、血管内の蓄積が多いと考えられますが、この蓄積こそが動脈硬化の要因となるためです。

総コレステロール値が高くて、ldlコレステロール値も高いという場合が、もっとも危険な状態だということです。心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすほど動脈硬化が進行してしまう前に、軽度のうちからhdlコレステロールを高めることが大切です。

トリグリセライド(中性脂肪)が高い場合

中性脂肪が高い場合は、糖尿病をはじめとした恐ろしい病気を発症する危険性があります。中性脂肪が正常値を超えると、脂肪肝や膵炎につながることもあります。また、肥満の方で中性脂肪も高い場合は痩せにくい体になってしまううえ、さらに中性脂肪を多く作ってしまうという悪循環にはまることも少なくないでしょう。

運動習慣をもうけるなどして、脂肪を燃焼させて中性脂肪を増やさないように心がけることが大切です。さらに野菜中心の食生活に変えるなど、食事内容の改善にも努めましょう。

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