中性脂肪を下げるには

健康診断などで中性脂肪(トリグリセライド)が高いという診断を受けたことはありませんか。現代の日本人にとって、肥満やメタボリックシンドロームが深刻な問題となっています。メタボリックシンドロームにならないためには、中性脂肪を下げることが不可欠です。

今回は、中性脂肪を下げるにはどうすればよいのかをお伝えします。

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高トリグリセライド血症の診断基準

 【高トリグリセライド血症の診断基準】


正常値

150mg/dl以下

軽症

150mg/dl〜300mg/dl

中等症

300mg/dl〜600mg/dl

重症

600mg/dl以上


トリグリセライド値が高すぎる状態を、高トリグリセライド血症といいます。中性脂肪の検査値が150mg0300mgであれば軽症の範囲内なので、医師からの栄養指導などを受けて食生活の改善を行うことで正常値へと戻すことができるでしょう。

300mg0600mgの場合は中等症、600mg以上あれば重症となるため、これらに該当する人は本格的な治療が必要になります。

中性脂肪を下げる4つの方法

中性脂肪を下げるには、4つの方法があります。

1、食生活の改善
2、有酸素運動
3、サプリメントの活用
4、特定保健用食品の活用

それぞれどのように行えばよいのでしょうか。ひとつずつ順にご紹介します。

1、食生活の改善

肉類やファーストフード、インスタント食品、スパゲティ、甘いものなどを常習的に摂取することで、中性脂肪は増加していきます。これらの食品を控えることがまず重要ですが、それと同時に中性脂肪を減らす働きをもつEPAやDHAが多く含まれる青魚を積極的に摂取しましょう。海藻や緑黄色野菜、根菜なども摂取し、食物繊維やビタミン、ミネラルをバランスよく摂取することも大切です。

また、中性脂肪には糖質も大きく影響します。ご飯などの炭水化物も中性脂肪として蓄積されるため、糖質制限を行いましょう。日頃からご飯の摂取量が多い人や肥満の人は、糖質制限が特に必要でしょう。

2、有酸素運動

脂肪の燃焼を促す有酸素運動が効果的です。ジョギングやウォーキング、水泳、サイクリングなどを30分以上行い、毎日継続していくようにしましょう。運動の際は、酸素を体内にたっぷりと取り込むようにして行うとよいでしょう。

3、サプリメントの活用

中性脂肪を減らす働きをもつEPAやDHAは体内で生成することができないため、食事から摂取しなければなりません。しかし、青魚が苦手な人や食べる頻度が少ない人もいるでしょう。そこでおすすめなのがサプリメントです。サプリなら魚が苦手な人や魚料理が苦手な人でも手軽に取り入れられます。

4、特定保健用食品の活用

特定保健用食品とは、消費者庁長官の許可を受けている保健の効果が表示可能な食品です。「トクホ」と呼ばれており、メタボリックシンドロームの予防や改善ができるということで今注目を集めています。自分の目的に合った商品を選び、中性脂肪を下げるために上手に活用しましょう。

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