コレステロールは体に必要!コレステロールの役割とは

体に良くないイメージが強いコレステロールですが、実際は体に必要な成分のひとつです。
私たちの体になくてはならないその役割はご存知ですか?
今回は、コレステロールの役割をご紹介します。

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ホルモンの原料

コレステロールは、副腎皮質ホルモン、性ホルモンの原料になっています。
副腎でつくられる副腎皮質ホルモン、精巣でつくられるアンドロゲンや、卵巣でつくられるエストロゲン、卵巣の胎盤や黄体でつくられるプロゲステロンなどがあります。

エストロゲンには、善玉コレステロールを増加させる働きがありますが、閉経後はエストロゲンの分泌が減るため、悪玉コレステロールが増加してしまい、脂質異常症を発症する可能性が高くなります。

また、無月経の状態でも、エストロゲン不足になるため、コレステロール値が異常になることも。
動脈硬化の原因にもなりますので、無月経の場合には、ホルモンバランスを整えることが重要です。

実は、男性の薄毛にも、エストロゲンが関係しています。
毛髪を増やしたい場合には、エストロゲン不足を解消することが大切でしょう。

免疫力の維持

人間の身体は細胞からできており、その細胞を守るために細胞膜がつくられます。
細胞膜は、ウィルスや有害物質の侵入を防ぎ、細胞を守る機能を持っています。
その細胞膜をつくるために必要なのが、コレステロールです。

コレステロールが不足すると、しっかりとした膜をつくることができないため、ウィルスや有害物質に対抗するための強い免疫力を保つことができなくなってしまいます。

筋力アップ

筋肉をつけたい場合には、LDLコレステロール値が高い方がよいというデータもあります。
LDLコレステロールは、筋肉の発達や調節に重要なものなのです。
もちろん数値が高過ぎるのは危険ですが、低過ぎる場合にも、筋力低下などの問題が考えられます。

脂肪の消化や吸収

脂肪の消化や吸収に不可欠な胆汁酸は、コレステロールからの誘導体です。
肝臓でつくられた胆汁酸は、脂肪の分解や吸収を行い、肝臓に戻ります。
そしてまた、繰り返し働き続けます。

さまざまな役割をもつコレステロール

コレステロールは、たくさんの役割を持っているという特徴があることが分かりました。
体にとって必要なコレステロールを、正常値を保つように努めることで、健康で快適な毎日を送ることができるでしょう。

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