血液検査によるコレステロールの計算方法について

現在では血液検査の技術も進歩し、病気を見抜くために知りたいコレステロール値のすべてを検査で測定することができるようになりました。

実は、以前まではldlコレステロールの数値は検査で測定することができなかったため、他のコレステロールの数値から計算しなければなりませんでした。

今回は、血液検査によるコレステロールの計算方法についてご紹介します。

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今でも計算が求められるケースが多い

現在ではldlコレステロールの数値は検査での測定が可能ですが、会社の健康診断などでは、総コレステロール、中性脂肪、hdlコレステロール、ldlコレステロールの4つすべてを同時に検査することはできません。

そのため、ldlコレステロールの検査は行われないケースが多く、ldlコレステロールの見方として、今でも計算による算出が求められています。
計算による算出が可能となる条件は、中性脂肪の数値が400mg/dl以下となりますので、注意が必要です。

計算式は、以下のとおりです。

計算方法としては、総コレステロールからhdlコレステロールと中性脂肪(中性脂肪値÷5)を引くことになります。

ldlコレステロール値を知ることで分かること

かつては、総コレステロール値を知ることで、脂質異常症や高コレステロール血症などが分かると思われてきました。
しかし、最近ではhdlコレステロール値が高いと、総コレステロールが高くなるというケースが多いことが発覚しました。

このことが分かってから、総コレステロールで脂質異常症などを診断することに対して、信頼性に疑問を抱く声が増えてきました。
そのため、総コレステロールは診断基準に入れず、ldlコレステロール値を独自で測定して診断するという流れになってきています。

ldlコレステロールとメタボリックシンドロームの関係

ldlコレステロールは、メタボリックシンドロームと深い関係にあります。
悪玉コレステロールであるldlコレステロールの数値が高い場合は、メタボリックシンドロームが疑われます。

メタボリックシンドロームは、さまざまな生活習慣病を引き起こす要因となるため、検査を受けて自己管理に努めるようにしましょう。

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