中性脂肪とコレステロールの違いと関係をわかりやすく解説!

脂質検査では、総コレステロール、中性脂肪、hdlコレステロール、ldlコレステロールの検査がありますが、中性脂肪とコレステロール、この両者の違いはお分かりでしょうか。
もちろん、どちらも脂肪の一種には違いありませんがその働きは異なりますし、検査結果でも各々の数値から病気をみつけることが可能になります。

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どちらも必要。だけど、溜め過ぎるとどちらも有害!

コレステロールも中性脂肪も、体にとっては重要な物質です。
コレステロールは細胞やホルモンの材料になり、私たちの体のなかで重要な役割を担っています。
中性脂肪は脂肪酸とグリセロールに分解され、脂肪酸は各臓器でエネルギー源になり、グリセロールは肝臓のエネルギー源となっています。

しかし、これらの血液中の脂肪が体に溜まり過ぎてしまうと有害になるため注意が必要です。
これらが体に溜まることで、さまざまな病気にかかる可能性があります。
それでは、その可能性のある病気とは、どのような病気でしょうか。

中性脂肪とコレステロールの関係性

中性脂肪、hdlコレステロール、ldlコレステロールは、決して無関係でなく、互いに作用し合って、バランスを保ちながら存在しています。
このバランスが崩れてしまうと、さまざまな病気を引き起こす原因となります。

1、中性脂肪とコレステロール、どちらも高い場合

動脈硬化、肥満、糖尿病、急性膵炎、高尿酸血症などが疑われます。
疑われる病気の数が多く、その病気も命に関わる大きな病気が多いのが特徴です。
コレステロールも中性脂肪もどちらも迅速に下げる必要があるでしょう。

2、中性脂肪が低く、コレステロールが高い場合

動脈硬化が疑われます。
特に、ldlコレステロールが高い場合にはよく注意しましょう。

3、中性脂肪が高く、コレステロールが低い場合

肥満、糖尿病、急性膵炎、高尿酸血症などが疑われます。
実は、中性脂肪が増えることによって、hdlは減り、ldlが増えるということが分かっています。
つまり、中性脂肪が高いということは、いずれコレステロールも高くなる可能性が高いということです。
よって、これらの病気だけでなく、動脈硬化のリスクを抑えるためにも、中性脂肪を下げる必要があります。

中性脂肪を溜め込まないことが重要

悪玉コレステロールによる動脈硬化の進行を防ぐためには、hdlを高くする必要があります。
要するに、そのためには、中性脂肪を増やさないことが重要なのです。
そのためには、肉類など中性脂肪が溜まりやすい食品の摂取量を控え、運動量を増やすようにしましょう。

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