脂質異常症の原因とは?

近年の健康診断では、30代050代男性の2人に1人、60代女性の3人に1人が脂質異常症を認められています。非常に多くの人が悩まされている脂質異常症の原因とは一体何なのでしょうか。

今回は、脂質異常症の原因についてお伝えします。

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最大の原因は食生活

脂質異常症の原因は、生活習慣と遺伝だといわれていますが、そのほとんどが生活習慣によるものです。なかでも、食生活が与える影響はとても大きく、毎日の食事が直接的な原因になってしまうため、脂質異常症の予防や改善には食事管理が非常に重要です。

食事による脂質異常症の原因は、以下のとおりです。

 

原因

控えるべき食品

高ldlコレステロール血症

動物性脂肪の多い食品の摂取

肉類
乳製品

コレステロールを多く含む食品の摂取

鶏卵
魚卵
しらす、いか、うに
レバー

高トリグリセライド血症

高カロリーの食品の摂取

多量の炭水化物
スナック類や甘いもの
脂肪分の多い肉類
揚げ物
食塩(1日6g未満)

食べ過ぎ

飲み過ぎ

アルコール

低hdlコレステロール血症

肥満

多量の炭水化物
スナック類や甘いもの
脂肪分の多い肉類
揚げ物
食塩(1日6g未満)

運動不足

喫煙

 

脂質異常症と診断された場合は、自分の控えるべき食品を把握しておきましょう。診断された後も以前と同様の食生活を送ってしまうと、動脈硬化を引き起こし、やがて心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる病気へとつながる可能性が高いでしょう。

脂質異常症の多くの人が慢性的にカロリー過多であるため、食品だけでなく食事量を見直すことも重要です。腹八分を心がけ、満腹になるまで食べるのはやめましょう。

遺伝による脂質異常症

あまり多くありませんが、なかには遺伝が原因で脂質異常症になる人もいます。
「家族性高コレステロール血症」は、両親のどちらかがこの病気の遺伝子を持っているだけでも、この病気にかかってしまいます。

動脈硬化への進行が早いため、食事管理などはより徹底して行う必要があります。また、自己管理だけでなく、医師による治療を受け、薬物療法や運動療法も受けるようにしましょう。家族に脂質異常症の人が多い場合は、早めに病院を受診しておくことをおすすめします。

生活習慣の改善が大切

生活習慣と遺伝のどちらが原因であっても、生活習慣を改善することが何よりも大切です。まずは食生活を見直し、そのうえで運動を習慣づけて、喫煙、飲酒などを控えるようにしましょう。

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