総コレステロール値は低い方が良いって本当?

“コレステロール値は低い方がよい”
このように思われがちですが、はたしてそうなのでしょうか。
確かに、コレステロール値が高過ぎると生活習慣病などの病気リスクも高まるため、大きな問題となります。

しかし、実は総コレステロール値が低過ぎる場合にも問題があります。
コレステロールが低いと、どのような問題があるのでしょうか。
その問題とコレステロール値が低い原因をご説明します。

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“悪玉”コレステロールがもたらす健康

悪玉コレステロール値が高過ぎると、病気や肥満などさまざまな健康被害が想定されますが、悪玉コレステロールはそもそも体に有害なものではありません。
悪玉コレステロールには、体のすみずみにコレステロールを行き渡らせる働きがあります。
そして、体を守るための細胞膜をつくり、私たちの健康を守ってくれます。

悪玉コレステロール値が低過ぎると、その機能をしっかりと果たせないため、細胞がもろくなるだけでなく、免疫力が大幅に下がってしまいます。
そのことでさまざまな病気にかかるリスクが上がってしまいますし、コレステロール値が低い人ほどガンの発症率・死亡率が高いということも分かっています。

“悪玉”と呼ばれるコレステロールは、実はこのように私たちを大きな病から守ってくれているのです。
悪玉コレステロール値が多少高くても、善玉コレステロール値もともに高ければ、病気リスクは低くなります。
むしろ、両者が低過ぎることによって総コレステロール値が低い方が、上記のような命に関わるリスクが高まるといえるでしょう。

コレステロール値が低い場合に疑われる病気

コレステロール値が低い場合、ガンや肝硬変、甲状腺機能亢進症、慢性消耗性疾患、貧血、栄養失調などが疑われます。
コレステロール値が低い場合は、こうした大きな病気にかかっていないかを調べることをおすすめします。

また、今は病気にかかっていないとしても、コレステロール値が低い状態が続けば続くほど、これらの病気リスクが高まっていくことを覚えておきましょう。

過激なダイエットはやめましょう!!

若い女性の間で特に問題となっているのが、過激なダイエットです。
健康であった若い女性が、無理なダイエットを行うことによってコレステロール値が大きく減少してしまうケースが少なくありません。

これは、わざわざ自分から病気になろうとしている行為と変わりありません。
健康な体を守るよう、ダイエットはほどほどにしておきましょう。

また、極端な偏食にも問題があります。
きちんとバランスよく食事をとるようにしましょう。

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