コレステロールを増やさない肉の選び方

「肉=高コレステロール」という図式が定着されている方が多いかもしれませんが、これは偏見です。部位や食べ方によっては、確かにコレステロールを摂取しすぎることになりますが、コレステロールの低い部位を選び、調理法に気をつけることで、コレステロールの摂取量を大幅にダウンさせることは可能なのです。

今回は、コレステロールを増やさない肉の選び方についてご紹介します。

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合鴨はヘルシー肉の代表選手!

肉厚で脂がのった肉を食べながら、コレステロールを低下させられたらうれしいですよね。実は、これを実現する肉があるのです。その肉とは、合鴨です。

合鴨はもともと存在するものでなく、野生のマガモを家畜化したアヒルを料理に合うようにさらに改良して作られたものです。中国の北京ダックはその代表例といわれています。北京ダックは脂が多く肉が薄いことから日本人の舌には合わなかったため、肉厚な程よい脂を持つ肉の研究が進められました。その結果、日本の合鴨が誕生しました。

日本料理でもよく使われている「チェリーバレー種」とよばれるイギリスで改良された合鴨は、繊細な味と甘みとコクのある脂が特徴です。日本料理で使われるダシの風味と相性がよく、肉料理のなかでも特に上品に仕上がります。

合鴨料理は油っぽさがあることから、ダイエットやコレステロールが気になる方が敬遠しやすい食品のひとつですが、合鴨の脂は不飽和脂肪酸を多く含んでいるため、牛肉や豚肉のようなコレステロールが溜まりやすい脂とは異なります。

不飽和脂肪酸は植物油に多く含まれるもので、血中コレステロールの低下作用があることから、積極的な摂取を奨励されています。このことから、合鴨は、肉のなかでも特にコレステロールの低下作用が高い肉であるといえるのです。

肉の部位に注目!

肉のすべてが高コレステロールなわけではありません。肉の脂肪に含まれるコレステロールそのものは少量なのですが、体内に入るとコレステロールが多量に生成されてしまうため、肉の摂取への警鐘が鳴らされるのです。

牛肉では、モツやホルモンが好きな方は要注意! コレステロールはおもに内蔵に多く含まれているため、ホルモンの摂取は控えた方がよいでしょう。

ももやランプ、肩などはコレステロールが低めなので、このような部位を積極的に選びましょう。ステーキで使用されるサーロインやリブロースなどはコレステロールはももなどと大きな違いはありませんが、カロリーは非常に高いため注意しましょう。

豚肉も牛肉と同様に内蔵がコレステロールを多く含んでいます。やはりこちらも、ももや肩、ロースなどがおすすめです。私たちの生活のなかでよくみられる豚バラもコレステロールは低めですが、カロリーはももなどと比較するとかなり高いので気をつけましょう。

鶏肉でもやはり内蔵が多いのですが、気をつけたいのが鶏皮です。胸肉やささ身と比較すると非常に高いカロリーとコレステロールを持っています。

肉の品種や部位を上手に選ぼう

コレステロールを抑えながらたっぷりと肉を食べたいときは、合鴨料理や赤身の肉を選ぶとよいでしょう。脂身の多い肉類や内蔵部分、鶏皮などを避けることで、おいしくヘルシーな肉料理を楽しむことが可能です。

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